新着情報 作品一覧 リクエスト WEB拍手返事 リンク ごあいさつ

遠呂智の淫謀 小喬編

 遠呂智は、蜀に続いて魏と呉も難なく屈服させた。それでも小規模な反抗は後を絶たない。
ァ千代・月英と交わり力を強めた遠呂智は、古志城を離れ自ら討伐に赴く。
周瑜の妻・小喬も、ここ九州の地で健気に遠呂智軍に立ち向かっていたが……

 少しばかりの綿雲を浮かべて、九州の空はどこまでも晴れ渡っていた。その蒼穹の下、
小喬は安らかな寝息を立てている。
 先ほどまで激闘が行なわれていた本陣の、生い茂る青草の上に横たわっていた。大きな
白布が一枚、小柄な身体にかけられている。布からは剥き出しになった肩や鎖骨が、
下からは素足がのぞいている。周囲に、色とりどりの可愛らしい服が散乱していた。
年の割りに幼いとはいえ、大胆なことをする。
 微かな呼吸に合わせ、薄い胸板が布の下で上下する。それだけを見れば、少女が無邪気に
昼寝を楽しんでいるように見える。が。

 今、彼女の傍らに味方の将兵は誰もいない。一兵残らず殺しつくされた。陣内には青白い肌の
遠呂智兵がひしめいている。そして小喬の傍らに立つのは。
「この娘か? 随分と幼いな」
魔王・遠呂智が、太い首をかしげた。
「しかし、身のこなしは只者ではありませんでした」
 髪を短く切り揃えた娘が、隣で淡々と答えた。手には、一振りの剣が握られている。ギザギザに
波打った刀身は、さながら稲妻を思わせる。
「ほう……ァ千代を苦しめたか、面白い」
 遠呂智の口元に、薄笑いが浮かぶ。自ら犯し、人格を消し、肉奴隷に仕立てた立花ァ千代は、
今や遠呂智自慢の将でもあった。
 父・立花道雪より譲られた雷切は、今も手に握っている。だがその装いは、かつての
完全装備とはかけ離れたものだった。
 大蛇の鱗のような装甲が、わずかに乳頭付近と恥丘から肛門にかけてのみ覆っている。
汗を浮かべてきらめく豊乳も、最近肉付きを増してきた臀部も、陽の光の下にさらけ出されている。
それらに絡みつくように、蛇を思わせる不気味な紋様が幾筋も浮かんでいた。
 あとは、くるぶしまでの沓(くつ)を履くのみ。このように、とても人前に出られない
ような格好をしていながら、ァ千代の顔に羞恥の色は見られなかった。遠呂智の肉人形と
化した彼女に、疑念が浮かぶはずもない。
 もちろん、戦闘の面でも鎧を換えた効果は絶大だった。ただでさえ敏捷なァ千代が、
常人の目では追えないほどの素早さを手に入れた。
 その裸同然のァ千代ですら、飛び回る小喬を簡単には捕らえられなかった。なりは小さくても、
彼女も無双の力を持っていると言ってよい。

「今日は、我が直に見るとしよう……この娘の価値を」
 今まで眷属の蛇に任せきりだった女体の品定めを、近頃は遠呂智自ら行なうようになっていた。
生贄の反応が、彼には面白いらしい。
 遠呂智は小喬にかけられていた薄布をむしり取った。華奢な肢体には、糸くず一本残されていない。
 やはり、小喬は遠呂智軍の、いやァ千代によって全裸にされていた。汗と泥と血にまみれて
いたはずの裸体は丁寧に拭われ、香油まで刷り込まれている。テラテラにぬめり、匂いたつ
肌が、眠れる少女に異様な艶を与えている。
「まずは……」
 丘と呼んだ方がいいような可愛らしい胸に、遠呂智の真っ赤な舌が伸びていく。先端が
陥没した乳輪は、舐めれば溶けてしまいそうなくらいに青さを感じさせる。
 丘と丘の狭間、心臓の上に舌先をつけると、円を描くように舐めだした。
「ほう。存外に、生命力は強いようだ」
 ただの味覚器官ではない。魔王の舌は、生贄に関する情報を瞬時に読み取っていた。
 それから、なだらかな丘の麓に舌をぐるりと巻きつけた。乳房全体に真紅の螺旋を描きながら、
徐々に先端へと迫っていく。
「クク……」
 頂点にたどり着くと、乳房全体を締め上げつつ、蕾をつつく。
「うっ……ん……」
 小喬はまだ、眠りの世界をさまよっている。
 遠呂智はそれを、両の乳房に交互に繰り返した。抵抗することもなく、可愛らしい膨らみが
唾液まみれになってしまった。刺激を受けてピョコンと勃ち上がった乳頭が痛々しい。
 今日の遠呂智は事の外、女体を舐めるという行為に没頭していた。塗られた香油がよほど
美味だったのだろうか。腕を上げさせて腋の下をねぶり、薄くあばらの浮き出た脇腹を
しゃぶる。さらには小さな小さなへその中まで、舌でほじった。
「あっ……あふ……」
 桃の花びらのような小喬の唇から、声が漏れる。そろそろ、起きてしまうだろう。
その時が、彼女にとって地獄の始まりだとも知らずに。

 そして、本日の主菜の味見が始まる。眠りについている小喬の脚は、易々と開かれた。
 予想通り、小喬の秘裂は未熟そのものだった。毛が生えず、花びらもまったく顔を出して
いない。これでは、いかに愛しくとも周瑜は手を出していないだろう。今となっては、
手を出しておいた方がよかったのかもしれない。
「ァ千代よ。この娘のここは、お前に良く似ているぞ」
「お、遠呂智様……!」
 無毛の幼い股間を見つめ、遠呂智がほくそ笑む。ァ千代がわずかにうつむいた。その頬にも
朱がさしている。それほどまでに、彼女の劣等感は根深いものがあった。
「さて、いかなる反応を示すか」
 幼な妻の一本筋に、魔王の舌が静かに接した。常人の指よりも繊細に、舌先が陰唇をなぞる。
「ぅうん……やぁん……」
 ただ横たわっていただけの小喬が、身をよじり始めた。眠りから覚めるのも時間の問題だろう。
 生娘らしい青い乳酪臭が、遠呂智の鼻腔をくすぐった。その生々しい匂いは遠呂智を萎えさせる
ことなくかえって興に乗せ、秘裂探索を加速させる。
「ここを我が眷属が舐めると、女どもは悶えていたな」
 そこは女陰の急所中の急所、小粒な肉豆だった。蛇たちがそうするように、舌先の狙いを
定め、上下に幾度もはたく。ろくに自分を慰めることも知らない少女には、その刺激は
強すぎた。遠呂智の愛撫が自己中心的なものだっただけに、なおさら。

「あ! あうっ、あっあっあーっ!?」
 苦悶の声と共に、小喬の両目が開けられた。つぶらな瞳には、理性の光が宿っている。
「はぁはぁ……あ、あんた、誰? な、何このカッコ!?」
 眼前の魔王を見て目を丸くし、裸であることに気付いて慌てて前を隠す。明らかに、
正常な反応だった。
 小喬には、何の術もかけられていなかった。
 生贄の自我を奪うということは、一方では苦しまなくて済むということでもある。その処置を
されないまま、常人をはるかに上回るモノを受け入れさせられるということになる。
「……なるほど。たまには細工のない生娘も新鮮というものか」
 遠呂智はこの事態を積極的に愉しむことにした。
「い、いったあい! 何すんのよ!?」
 小喬の肩をつかんで、地面に押し付ける。悲鳴を上げたが、これから味わう激痛はこれどころの
騒ぎではない。
 表情一つ変えず、遠呂智が下腹部に気を込める。バリバリと鎧を突き破って、陵辱に特化した
大蛇が小喬にその全貌を見せつけた。
 蛇の外見は徐々に失われつつある。より滑らかになってはいたが、全体的にはむしろ
以前より大きくなっているように思える。カリに相当する頭頂部の張り出しも、いっそう
凶悪になっていた。
「こここ、この、へんたい! どいて、どいてってば!」
 両脚をばたつかせ、どうにか遠呂智の下から逃れようとする。真っ裸で懸命に暴れるが、
躍動する素足の動きが遠呂智の眼を愉しませるだけだった。

「威勢のいいことだ。精気の吸いがいがあろう」
 小喬の脚の間に、太い腰を遠慮なく割り込ませる。指を入れることさえ躊躇われるような
可憐な秘裂に、常人をはるかに上回る異形のモノが押し当てられた。これほど犯罪的かつ
暴力的な光景があるだろうか。
「ひっ……周瑜さまぁ! お姉ちゃあんっ!」
必死に救いを求める声は、この場にいない二人に届くはずもなかった。蛇頭が、めり込む。
遠呂智の股間の大蛇は、それ自体が明確な意思を持っている。今までの娘たちとは段違いに
狭い小喬の膣内を、じりじりとこじ開けて前進する。
「た、助け……ひ、痛ぁ!」
 途中、一段と狭くなった部分に突き当たった。そこも、勢いに任せて突破する。
「やめてぇ、ア、ア――――ッ!!」
 大地に茂る若草を、幼な妻の破瓜の血が紅に染めた。
 純潔を奪った大蛇は、さらに小喬の奥を目指す。鱗で擦られ、限界以上に拡張され、
小喬の涙と悲鳴は止まらない。
「ひぎぃ! 抜いて、抜いてぇ! 痛いよ、こんなのやだぁ!」
「ヌウウッ……我を拒むか」
 そこで止める遠呂智でもない。むしろあからさまな拒絶を受け、いっそう征服欲を
かき立てられた。小喬の両脚を自分の肩にかけ、肢体を屈曲させながらさらに腰を進める。

「ひっく……ぅう……しゅうゆ……さまぁ」
 しばらくすると、小喬が大人しくなってきた。慣れてきたのではない。一突きされるごとに、
彼女の明るく無邪気な自我が失われている。
 目を背けたくなるような少女陵辱を、ァ千代は羨望のまなざしで見つめていた。。
(嗚呼……遠呂智様、何と堂々たる営みであろうか。この世界の、王たるにふさわしい……)
 股間の装甲の下で、ァ千代の『女』が疼く。装甲を外してしまいそうになるのをどうにか
こらえ、剣を持たない方の手でほぼ剥き出しの美巨乳を慰め始めた。遠呂智に連日揉まれて
感度の増した水蜜桃が、手の中でひしゃげる。
「遠呂智様、私にも、はうっ! 王の尊厳を感じさせてくださいませっ……!」
 ァ千代の切なる願いは、しかし今日は叶えられそうになかった。
「……ぉ、あ、ぁ……」
 小喬の反応はますます微弱になる。もはや揺さぶられるがままとなっていた。その際に
乳房が揺れないことで、いっそう彼女の幼さが強調されている。
 小喬の容態は気にも留めず、魔王は彼女の胎内から精気を吸い取り始めた。
「ほう。これは新しい」
 青すぎて食べられるかどうかの境目にある果実。その未熟さが、魔王には今までにない
味わいとなった。
 貪欲な魔王がようやく『満腹』する。今度は蛇の牙から毒液が噴き出し、粘膜に吸収されていく。
肉体を敏感にする一方で、精神を真っ白に塗り潰す猛毒だった。巨体の下で、
小喬の自我はたちまち消滅の時を迎えた。
「いたいよぉ……周瑜さまぁ――」
 その言葉を最後に小喬のつぶらな瞳からは光が消え、もはや周瑜の妻ではなくなっていた。

 それから、しばらく後。
「あぁん、すごいよう、遠呂智様ぁ! もっと、もっとズンズンしてぇ!」
 九州の空に小喬の嬌声がこだましていた。無邪気な口調はそのままでも、遠呂智の上に
またがって腰を振っている時点で既に正気ではない。星のような光をたたえていた瞳は、
闇よりも暗く淀んでいた。
 処女喪失直後にも関わらず肉襞は遠呂智を柔らかく迎え入れ、新鮮な精気を侵入者に絶えず
供給している。
 遠呂智も新たな愛玩人形の出来に満足しているらしく、小喬の望み通り腰をぶつける。
野太い剛直がジュポジュポと音を立て、可憐な桜貝へ出入りを繰り返す。周瑜が見たら、
血を吐いて昏倒しそうな光景に違いない。
(もう一人の娘は、今頃妲己が捕らえているはず。が、音沙汰なし……見に行くか)
 傍から見れば女色に耽っているように見えても、遠呂智の頭脳はあくまでも醒めていた。
 小喬をオロチで貫いたまま抱き上げ、立ち上がる。より深く突き上げられ、小喬は大きく
のけぞった。
「くうぅんっ! あはっ……ねえねえ、このまま一緒だよ♪」
 闇色の目をした少女は魔王に嬉しそうに抱きついた。まるで相手が、元より主人だったかのように。

小喬編 完

←月英編 阿国編→ 作品一覧に戻る

WEB拍手ボタン 感想・リクもどうぞ
お礼メッセージは総勢20名! 感想・リクもどうぞ

Written by◆17P/B1Dqzo