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遠呂智の淫謀 祝融編

 濃姫は自らの意思で、遠呂智の贄となった。その直後から、反遠呂智の動きがにわかに
活発化しはじめる。孫策が父・孫堅を救出すべく、大坂城に向かった。曹丕と石田三成も、
曹魏の将らを再結集し、戦力を着々と増強しつつある。いずれの動きにも、織田信長が
一枚噛んでいた。
 足元に反逆の空気を感じながら、遠呂智は妲己と共に南中に赴いた。南蛮王・孟獲の反抗を
絶つためである。しかし孟獲らは密林に潜み、奇襲で遠呂智軍にたびたび痛手を負わせた。
特に孟獲の妻・祝融は手ごわかった。奇抜な形状の刃と短刀、さらには炎を自在に操る。
そんな彼女に遠呂智は無双の力を認め、自ら戦いを挑んだ。屈服させ、新たな贄とするべく……

「かはっ! あ、アンタの身体はどうなっているんだい……」
 自分の骨の軋む音を聞きながら、祝融は目の前の敵が人外の、それも人間以上の存在であると
思い知らされていた。
 目のやり場に困るほど熟した褐色の肢体に、青碧色の大蛇が加減なしに巻きつく。野生の
蛇にはありえない力で、女戦士を宙に持ち上げていた。
「ぐ、あ、あ!」
 引きちぎられるような激痛に加え、息ができない。首と腹部を締め上げられて、口から
新鮮な空気を吸い込むこともできなくなっていた。顔色は青ざめ、戦で火照った肌の上に
冷たい汗の玉が浮く。
「無論、鱗の一片まで我が意のまま」
 地上から、遠呂智が祝融を見上げている。獲物を狙う爬虫類の目になっていた。
 大蛇は元をたどると、遠呂智の右肩から伸びていた。右腕全体が通常の二、三倍の長さにも
達し、一匹の大蛇と化している。魔王はこの密林に身体を即座に適応させ、最適な武器を
作り上げていた。
 与えるのは苦痛だけではない。革の乳当てと股布の隙間へ、腕を潜り込ませる。
表面にびっしりと並んだ鱗が、魔王の意思で動き始めた。
「な……うぁ!? そ、そこはっ」
 衣の下で、大きめの乳頭と陰核が無遠慮にくすぐられた。硬い鱗の蠕動が、三つの突起から
イヤというほどに伝わってくる。
「こ、こんなことで、あひぃっ」
 削れてしまいそうなくらいの刺激が、彼女にはちょうどいいらしい。擦られることで
突起はさらに尖り、感覚もより鋭敏になる。悪循環だった。
 窒息の苦痛と愛撫の快感、そのいずれも拒めない。伸びやかな手足が時折痙攣し、
小水孔は堰を切る寸前まで緩んでいた。

 しかし、火の神の末裔がたやすく屈するはずもない。
「あ、あまり調子に乗ってると……火傷、するよ」
 潰されそうな喉から声を絞り出す。その台詞が終わるが早いか。
 祝融を締めつけている長大な右腕から、ブスブスと黒煙が上がり始めた。不躾な鱗の
一枚一枚を、焼き焦がしていく。
「ほう。我がつかみしは、炎の塊だというのか?」
「へへ、言ったろ? 火傷するってさ」
 祝融の口元に、不敵な笑みが浮かぶ。彼女は火の神の力を借り、触れたものを発火させる
ほどの高熱を身に帯びていた。
 まとっている薄布や装飾具も、瞬く間に灰と化す。ところが褐色の裸身には水ぶくれ一つ
できない。火の神の力は、召喚者の肉体に損傷を与えない。
 それでも、遠呂智は快感と苦痛の同時攻撃を緩めようとはしない。この腕が灰となる前に、
獲物を落とすつもりだった。
 女王と魔王の意地がぶつかり合う。数分間続いた、静かな死闘の末――

「ち、畜生……アタシの力もこの程度なのかい……」
 それだけ呟いてから、祝融はガクリとうなだれた。それきり、動かない。秘裂の上の小穴が
緊張を失い、無色透明な水の架け橋がチョロチョロと音を立てて架かる。密林の下草を
濡らす生理現象が、悲しくも彼女の敗北を物語っていた。
 遠呂智の右腕の表面に、縦横の亀裂が走った。まったく無傷の大蛇が、下から現れる。
祝融の奥の手も、魔王の皮一枚を焼いたにすぎなかった。
 しかし、必死の抵抗を受け、遠呂智は大いに征服欲をかき立てられた。
「勇ましき炎の戦士よ。まだ屈するには早いぞ」
 遠呂智は蛇の頭部を手のひらの形に戻した。その指先は、小さな股布の奥に潜り込んでいく。
「目覚めよ」
 長く爪の伸びた指が、繊細な女肉を引っかいた。いかに無双の力を持つといえども、
内部粘膜まで鍛えられているわけではない。意識を戻すに十分な痛みが、胎内で生じる。
「うぁあっ! い、痛ぁ!?」
 悲鳴と共に、祝融が目を見開いた。
 大蛇の束縛が、緩む。突然、虚空に放り出される形になったが、祝融は素早く体勢を整え、
地上に降り立った。
「くっ、どういうつもりさね」
 膣内の不快感に苛まれながらも、祝融は魔王を睨みつける。
「我の片腕を焦がしたのだ。その強き力に敬意を表し、再戦の機会をくれてやろう」
 ありがたいお言葉かもしれないが、到底感謝する気にはなれない。
「フン。アタシを逃がしたこと……後悔するよ!」
 短刀も含め、武器はとっくに破壊されている。火神の力は、またすぐには使えない。
ならば、安い意地を張る意味がない。すぐさま、祝融は遠呂智に背を向けた。
そして、土踏まずの発達した素足で大地を蹴り、駆け出した。

 灰となった着衣が、徐々に風に散っていく。刺青を施した乳房がタプタプと揺れ、股間や
尻がいつになく涼しい。
(う……これはさすがに、恥ずかしいね。でも、気にしてる場合じゃないよ)
今は服の有無より命である。剥き出しの肉体を最大限に躍動させ、木々の間をジグザグに
駆けて、祝融は逃走を図る。
 遠呂智は彼女の後ろ姿を黙って凝視していた。豊かにして引き締まった、燻製卵のような
尻肉を。血のように赤い舌先が、紫色の唇をペロリと舐めた。
「逃がすつもりはない」
 遠呂智の股間が、恐ろしい勢いで膨張を始めた。何本もの屹立がうねっているのが、
鎧ごしにも見て取れる。
「貴様はよき贄となりそうだ」
 一気に鎧を突き破り、大蛇たちが飛び出した。その数、六匹。目と鱗が退化した姿は、
今やミミズか男根の化け物と呼んだほうがふさわしい。あるものは宙を飛び、またあるものは
地を這い、一斉に祝融を追い始める。
(な、何がアタシを追いかけてきてるんだい)
 背後から異様な殺気が迫るが、まったく足音が聞こえない。祝融は正体をつかみかねていた。
まさか、遠呂智の分身が伸びてきているなど、思いもよらずに。
 大蛇たちは見る見るうちに祝融に迫った。勝手知ったる森の中で、半裸の体が汗まみれに
なるほど駆けているのに、苦もなく追いついていた。

 まずは二匹が、足首に巻きつく。足が後方に引っ張られ、身体が一瞬中に浮いた。
「何だってっ!? ぐぅっ」
 生い茂る下草の中に、前のめりに倒れこんだ。そのままズルズルと、引き戻されていく。
豊満な乳房が無様にひしゃげ、泥にまみれてしまった。
「これしきのことっ」
 くじけることなく、女戦士は這ってでも逃げようとする。それをあざ笑うように、
また別の二匹が手首に絡んだ。細い身体からは信じがたいほどの力で。祝融の腕を後方に
捻り上げる。
「やめ……ぐはああっ」
 背骨が折れそうなほど、上体だけが弓なりに反り返った。乳当ては、激しい摩擦で外れて
しまっていた。意外に淡い色の乳輪まで、露出している。
 四匹の蛇は、祝融の肌に擦り傷がつくのも構わず、その体勢のままぐいぐい引っ張っていった。
遠呂智の下へと達するまで。
「戻ってきたか。待ちわびていた」
 遠呂智は自らの手で、ボロボロの股布をむしり取った。弾力ある尻肉を鷲づかみにして、
その間をくつろげる。生贄に捧げられるべき秘華が、眼前に晒された。
 大王の規格外のモノを苦もなく受け入れるだけのことはある。恥丘が高く盛り上がり、
花弁も鶏のとさかのようにはみ出し、数多の皺を作っている。外から見るだけでも、
成熟ぶりをうかがえた。
 恥毛は白銀の炎のように生い茂っているが、しっかりと手入れされている。妻として
怠ってはいなかった。
「く、くそっ! 見るんじゃないよ、ジロジロと」
 視線を感じ、祝融は首だけ後ろに向けて遠呂智に怒鳴った。さすがに頬が朱に染まっている。
「そうだな。見ているだけでは分からぬ……貴様の価値が」
 悪態をついても、止める手段はない。そのことを十分に承知していた魔王は、さらに儀式を
一歩進めた。

 五匹目の大蛇が、無防備な尻に向かってくねくねと伸びる。二股に割れた舌を小刻みに
出し入れしながら、花園の入り口に口をつけた。
「ひいっ……ぅあ! や、やめないと焦がすよ、後でっ」
 厚い肉襞一つ一つを、細長い舌が賞味していく。震えんばかりの悪寒が、背筋に走った。
服装で誤解されがちだが、祝融は夫以外を相手によがるような女性ではない。ましてや
濡れるなど。
 異形の蛇は、そのまま頭を突っ込まずに、舌をいやらしく使い続ける。祝融の耳にも、
ピチャピチャという音が否応なしに入ってきた。
「ほう。貴様は我にも劣らぬ剛の物を、常日頃からくわえ込んでいるのか。実に、精気が
練られている。それでいて、純朴な味わいだ」
 膣内を股間の分身に探らせつつ、遠呂智は背後から祝融の乳房を両手のひらに収めた。
 褐色の果実を、ゆっくりと撫で回す。魔王とは思えないほど優しい手つきで、まるで宝玉を
磨くように指先を滑らせていく。全体を丹念にほぐしつつ、先端はきつく捻り上げたりもした。
その強い刺激が、愛撫の穏やかさを引き立てる。
 密林の中、苦悶のうめき声が、徐々に嬌声へと変わっていった。
(ア、アタシ……こんな奴相手に、火が入っちまったってのかい……?)
感じまいと思っていても、自ら魔王の手のひらに胸を押し付けてしまう。そのあさましさが、
情けなかった。
 股間の蛇は立派な淫豆に顔を向けた。器用に包皮を剥いて、露出した肉芽に舌を巻きつけ、
キュッキュと絞める。
「んはああぁ! 駄目、それは駄目っ」
 胴体の鱗でなぶられ、ただでさえ敏感になっていたところで皮を剥かれた。腰が心とは
裏腹にカクカク動いたが、悦んでいるようにしか見えない。秘裂が湿り、そこから愛汁も
滴り始めているから、なおさら。

「は――っ、は――っ……」
 祝融はよく耐えた。が、瞳は焦点が定まらず、上下の口からはだらしなく涎が垂れている。
遠呂智に胸をいいように弄ばれても、駄々っ子のように首を振るだけだった。
「どうした、もう抗わないのか」
 大蛇の硬い鼻先が、大輪の秘華に押し付けられた。
「では、食らうとしよう」
「ア、アンタ、助け……いゃはああぁ!」
 男性器に酷似した大蛇の頭が、無慈悲にめり込んだ。助けを呼ぶ声は、瞬時に悲鳴へと
変わった。蛇は魔王の一部でありながら、自らの判断で女体の最深部へと潜り込んでいく。
愛しい夫のモノをさらに上回る太さと長さを味わわされ、さらには退化したとはいえ鱗で
ザリザリと擦られる。
「ひぎ、あがぁ!」
 とうとう、蛇は子宮口まで達した。さらにそこをこじ開けようと、頭突きを繰り返す。
「あ……嘘、嘘だろ。こんなのって……」
 肉体的な苦痛は、思っていたよりは小さかった。それよりも、異種の生物に結合されて
しまったことへの絶望感が、祝融を打ちのめす。もはや身も心も、孟獲の妻には戻れそうに
なかった。
 もちろん、彼女の負った傷に気を留める遠呂智ではない。分身を胎内でうねらせながら、
遠呂智も自ら腰を尻に打ち付けた。後ろから突き上げるたび、日に焼けた胸の果実が大きく
揺らされ、汗が飛び散る。

 濃姫を犯した頃からだろうか。大蛇の皮膚を通じて、遠呂智は肉体的な快感を得られるように
なってきた。残忍な笑みが、異形の顔に浮かぶ。
「クク……良いな、貴様の中は実に良い。柔らかく、温かく、我を蕩けさせるかのようだ」
「アンタ、許して、あんたぁぁ! アー、ア――ッ!」
 背後から貫かれたまま、祝融はなおも夫に詫び続ける。その絶叫を聞いた遠呂智の胸中に、
わけの分からぬ不快感が巣食った。
「貴様の主は我だ。今までの貴様は、ここで消えよ」
「アタシを、消す……な、何、んーっ、んぐぅうぅっ!?」
 最後の大蛇が、祝融の顔の前で鎌首をもたげる。彼女がいぶかる間もなく、半開きになった
唇の間に頭を突っ込んだ。
 喉の奥まで犯すと、蛇は歯のない口をいっぱいに開いた。心身を狂わす毒液が、食道に
噴き出す。
同時に、子宮口の先へも毒液が放出される。精液とは似て非なる粘り気が、祝融を内部から
満たしていく。氷水のように冷たく、火照った体にとても心地よかった。自らの心身を
狂わせていく毒だと感づいても。
 一突きごとに衝撃は脳に達し、意識が薄れていく。祝融は自分という存在が消えるのを
ぼんやりとだが認識していた。
(燃え……尽きちまう……んだね……)
 ほどなくこの世から『孟獲の妻』は姿を消した。意識はなくなっても、肉体だけが生きている。
炎の戦士だった女の肉襞は、今や新たな主人を従順に愛撫していた。

「うはぁ! だ、妲己様ぁ、お尻、おひりがアァ」
 祝融が尻尾を振って地べたを転がる。豹の尾に似せた責め具が、尻穴の奥深くまで貫いていた。
挿入された部分が術によってひとりでに振動し、長身の女戦士を悶えさせる。
「くすくす。嬉しそうね、火の神様」
 そんな祝融を見下ろして、妲己があざ笑う。一部始終を見物していた彼女は、遠呂智の
死闘が終わってようやく自分の仕事を始めた。
「こ、光栄……です。アタシなんかを飼っていただける、なんてぇ」
 途切れ途切れに、祝融は媚びに満ちた礼を述べる。布切れ一つ残さず完全な裸体にされて
いたが、どこも隠そうとはしない。肛門の責め具を抜こうともしない。妲己が植えつけた
愛奴の人格に、羞恥心など含まれていなかった。
「それじゃ、案内してよね。大王様の所へ」
「はい……ぐが!?」
 のろのろと立ち上がった祝融の首に、無骨な鉄の首輪がはめられる。結びつけられた鎖を
グイッと引かれて、鳴いた。
 奴隷、いや飼い犬同然の扱いを受けても、祝融の顔に怒りは浮かばない。おぼつかない足取りで
遠呂智と妲己を先導しはじめた。新たなる王を、南中の地に迎え入れるため。

祝融編 完

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この物語のヒロインたちは、以下の作品にも出ています
真田幸村×祝融

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Written by◆17P/B1Dqzo