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司馬懿×星彩

 四次にわたる北伐は熾烈を極めた。だが徐々に、地力の差が勝敗に響いてくる。 祁山において、司馬懿は蜀軍の伏兵を看破。張雋乂を先頭に立て、これを散々に打ち破った。多くの蜀将が屍を晒し、あるいは捕らわれの身となった……

「そうか。おおむね、期待通りの戦果だな。だが、蜀本隊は逃げおおせた。浮かれてはならぬ」
 漆黒の扇で口元を隠し、諸将からの報告を澄ました顔で聞きながら、司馬懿は内心、笑いを抑えるのがやっとであった。
(臥龍だと? 諸葛亮、何するものぞ!)
 純粋な知恵比べならともかく、今の魏軍は人材も物資も蜀を圧倒している。それらを活用すれば、今の司馬懿には諸葛亮にも負けぬ自信があった。
「張コウ。わざわざ伏兵を引きつけたその働き、さすがと言えよう」
 傍らに立つ、長身の美丈夫に声をかけた。独特の美意識溢れる鎧に身を包み、両手には鉄の爪をはめている。張雋乂。色物もとい名将揃いの魏軍でも屈指の存在である。
「醜い伏兵は美しき我が軍に引き寄せられ、灯火にたかる蛾のごとく自滅しました。無様でしたねぇ」
 張コウは大げさに手を広げ、天を仰いで語った。恐ろしいことに、彼の配下も皆こんな調子でふるまっている。
「ですが……一人、美しき敵将を捕縛しました。今、こちらに護送していますよ」
 張コウが、敵を美しいと褒めることは珍しい。彼は常に、外見だけでなく立ち居振る舞いまで見ている。司馬懿も少しは興味をそそられた。
「美しき敵将? 顔だけでも見ておくか」
 やがて、縄目をかけられた蜀将が、陣中に引っ立てられてきた。それを見た途端、さすがの司馬懿も目を疑った。
 それは、若き女戦士だった。顔立ちや鎧には、精悍さと共に気品が漂う。露出した手足も抜けるように白く、細い。髪を左側頭部で結い、丸くまとめているのが目を引いた。
 司馬懿は少女の目の前まで来ると、値踏みするように眺め回す。
「貴様のような小娘まで前線に駆り出すとは。蜀にもいよいよ人がおらぬな」
「小娘じゃないわ。私には、星彩という名がある」
 怒りも恐怖も表さず、女戦士――星彩は静かに、だが毅然と言い返した。
「それに……私は誰かに言われて、戦場に立ったわけじゃない。みんなの希望を繋いでいくために、自分の意志で戦っている」
 声にもよどみや震えはない。司馬懿は、目の前の小娘が燕人・張飛の娘であることを知る由もない。
(こんな小娘が、私と対等に口を利くだと……忌々しい!)
 司馬懿の奥歯がギリッと鳴った。だが、すぐに処断するような真似はしない。司馬仲達の怒りは深く、静かに燃え広がる。
 漆黒の羽扇を、星彩に向けて突きつける。内なる激情を押し隠すように、高笑いを響かせながら。
「フハハハハ! 貴様はその、希望の星というわけか!? 思い上がるなよ、馬鹿め!」
 星彩に絶望を与えるための企みが、このときより始まった。

 司馬懿は数ある自邸の一つに星彩を幽閉した。今、彼は、足早に彼女の部屋へと向かっている。
 あの、まっすぐな眼差し。青臭い言葉。すべてが気に食わなかった。次代を作るのは、正義や若さではない。それを身をもって教えてやらねばなるまい。では、どうやって。
「女であることにつけ込む……品のない策だが有効ではあろう」

 星彩は、片足に枷をはめられ、大きな檻に入れられていた。矛も盾も鎧もない。丸腰の、まさに籠の中の鳥。だが食事だけは満足に与えられている。体も洗わせてやっていた。もちろん、温情からではない。
 目の前に司馬懿が立つと、星彩はキッと顔を上げた。
「ほう、まだそんな面ができるか」
「死んだら負けだもの……諦めないわ……最後の最後まで」
 相変わらず、彼女の精気は失われていない。もっとも、司馬懿にとってもそのほうがやりがいはある。
「その往生際の悪さを、今から後悔させてくれる……!」
 司馬懿は両手を身体の前にかざし、指をめいっぱいに開いた。指先から、幾筋もの糸が伸びる。その糸は鉄の糸であり、針もないのに星彩の肌に打ち込まれた。表面にわずかに血がにじむが、彼女に痛みはまったくない。
「何のつもり……?」
「痛くはなかろう。貴様に痛みを与えるのが目的ではないからな。我が卓越せる技、その身で味わうがいい」
 司馬懿はほくそ笑むと、指先をくいくいと曲げ伸ばしする。
 すると。
 星彩の腕が勝手に動き出したではないか。手はまず、上半身の服にかかった。裾を握り、ぺろりとめくり上げてしまう。縦長の可愛らしいヘソから、引き締まった脇腹までが剥き出しとなった。
「これは……!?」
 星彩はさすがに頬を染め、戸惑った。もちろん、自分が望んでいるわけではない。なのに、手は止まらない。打ち込まれた糸が犯人だと察しはつくが、強制される動きに逆らえない。
「止まって……なぜ止まらないのっ」
「貴様には分かるまい。この私の、糸を通して伝わる力は。そら、今こそ自分の意思でどうにかしてみるがいい。ますます恥ずかしい目に遭うぞ」
 司馬懿の声は実に楽しげだった。こういう行為のために技を磨いたわけではないのだが、他人を意のままに操るのは彼の性によく合っている。
 徐々に、二つの膨らみまでが顔をのぞかせ始めた。なかなかの大きさに育った乳房は、鍛えられた胸筋に支えられてツンと上を向いている。頂点の色づきは淡く小さく、星彩の肌の白さをいっそう強調している。
 とうとう、星彩は上半身の服を脱ぎ捨ててしまった。親にも見せたことのない生脱衣を、こともあろうに敵将に見せているのだ。しかも、腕はまっすぐに伸ばされて、隠すことすらできない。肩や鎖骨の線も、乳房に負けず劣らず艶かしいものがあった。
「さて、次は……」
 司馬懿が、わざとらしく視線を星彩の下半身へとやる。
「次に貴様は『やめてそれだけは』と言う」
「や、やめて……それ、だけは……ハッ!」
 まさに思う壺。司馬懿の唇が、嫌な形に歪んだ。
「駄目だな。ここまで逆らった貴様を、許すと思うか? さあ、再開と行くぞ」
 腰周りを覆う可憐な布に、星彩の手がかけられた。星彩は懸命に手を放そうとするが、指一本意のままにならない。勢いよくずり下ろされ、最後の砦の下穿きを残すのみとなる。その先には、親にも見せたことのない星彩自身が眠っているのだ。だが、ためらいすら許さず手がかかる。腰をかがめさせられ、太腿から膝、ふくらはぎへと布が滑り落ちていく。
 最後の一枚が、床に落ちた。星彩は、すね当てと靴を残して、すべてを脱いでしまった。
「あぁ……私、私……」
 薄く毛の茂る股間さえも見られる、人前での露出。それは星彩にとって、想像を超える恥辱だった。唇が、わなわなと震えている。たとえ生きて蜀に戻っても、この悪夢は頭から離れそうになかった。

 年頃の少女の裸身を目にして、さすがの司馬懿も感嘆する。
「ほう……認めざるを得まい、貴様は美しいと。だが、女は乱れてこそさらに美しさを増す。たとえば……こういうことだ」
 陰惨な辱めは、まだ終わりを見せない。再び糸を引く。すると星彩はその場に、大股を開いてしゃがみこんでしまった。当然、恥毛の下に息づく唇さえも丸見えになる。花びらのはみ出しは少なく、色素の沈着もまるでなかった。
「貴様もその年ならあるだろう? 己を慰めたことくらいは。そう、貴様を高ぶらせるのは貴様自身だ」
「あうっ……!」
 両腕がそれぞれ、胸と股間に伸ばされた。司馬懿は、星彩に自慰を強要しようというのだ。
 指が、手馴れた動きを始める。美乳の上で掌が優しく揉みしだき、同時に指先で乳頭を摘んで転がしている。姫割れの上も指がせわしなく上下に滑る。特に淫豆は、皮まで剥いて念入りに。
 しかし、気持ちいいかどうかは主観の問題……ではなかった。
「ふ、ふざけないで……いくら触ってもおかしくなるはずが……んぁ、あはぁっ!?」
 星彩が敏感な部分をなぞるたび、ビクンビクンと裸身を震わせはじめた。絶対に嫌だというのに、身体の芯から激しく疼いてくる。長いまつ毛を伏せ、吐息が熱を帯びていた。
「あ、ああっ……そんな……こんな時に、はぁはぁっ、こんな気分……にっ」
「どうだ? 心は拒むのに身体が求める様は」
「こんなのは……許せない……はぅ、んああ……」
 陰唇の合わせ目からは、すでに恥ずかしすぎる体液が滲み始めていた。
 これほど、女の快楽のツボをおさえているとは……司馬懿は、下半身もおろそかにしてはいない。
 見世物は、さらに過激さを増す。白魚のような星彩の指が一本、姫割れの上に立てられた。その先が、クチュクチュと音を立てつつ、少しずつ埋没していく。根元まで飲み込まれると、それは星彩の中でくねりはじめた。
「あ……ダメ、それはダメッ……! あひ、はふうっ!」
「ハッ、いい眺めだ。想像してみるがいい。貴様の大事な者どもが、今の貴様を軽蔑した目で見ている様子を」
 今や指入れ自慰まで実演させられる星彩に、司馬懿はさらに言葉で追い討ちする。
「だ、大事な……人……み、見てる……! 見られてるっ」
 普通それを言われたら引くだろうが、今の星彩は完全に司馬懿の術中に落ちていた。趙雲や関平、劉禅の視線を目の前に思い浮かべるだけで、恥蜜の滴りはいやがうえにも増した。身体を支配されたことで、心まで奪われようとしている。
「そろそろ楽にしてやろう。思う存分鳴くがいい」
 司馬懿の指先が、琴を弾くかのように高速で蠢いた。それに合わせて、星彩の指が異常なまでの速さで己を責め立てる。もはや、意識を保っているのも限界だった。
「はあ、イイッ、イ、ク……ぅ! ひぐっ、ああああ――っ!」
 舌をだらりと伸ばし、口の端から涎を垂らし、星彩は牢の中で吠えた。ひとしきり絶頂の声を上げてから、冷たい床にうつ伏せに崩れ落ちる。汗ばんだ桃尻が、余韻に打ち震えていた。

「はぁ、はぁ……私、こんな女だったなんて……ぐっ!?」
 いまだ余韻覚めやらぬ星彩の全身が、完全に麻痺させられた。予期せぬ反撃を絶つために。
 檻の鍵を開け、司馬懿が入ってくる。なさんとしているコトは、明らかだった。服の下から羽扇でも鉄糸でもない、男の『武器』を取り出す。体格の割にはかなり立派、いや禍々しい。
「さあ、絶望をくれてやる。かくも下品な手段でな」
 口ではそう言いながら、司馬懿は既にみなぎっていた。美しき女戦士を徹底的に攻め抜けば、劣情の一つも催さぬはずがない。
 星彩の腰をつかみ、尻を上げさせる。獣のような体位で、犯すことにした。
 切っ先が、濡れた入り口に押し当てられる。星彩はかすかにうめいたが、言葉にならなかった。
「行くぞ」
「っ……! ぁ……!」
 司馬懿自身が、星彩の処女地を侵略していく。いくら自慰で濡れさせたとはいっても、膜をこじ開けるのだ。結合部から破瓜の血がにじむ。動くこともままならない星彩が、わずかながら身体をばたつかせ、抵抗した。しかしあっという間に、清らかだった彼女の胎内は占領されてしまった。
 時代が時代である。もはや、誰かに嫁ぐことも叶わないだろう。
「ククク、分かるだろう? これが絶望というものだと!」
 支配欲を存分に満たすべく、司馬懿は容赦なく腰を振るった。男を知ったばかりの秘肉は、律動にこそ欠けるものの狭さと潤いは十分だった。
 しかも、司馬懿の持続力は異常なものがあった。星彩の瞳から光が消え、ピクリとも動かなくなるまで、上から下から突きまくる。
 口から泡を吹いているのを見て、ようやく彼はとどめを刺すことにした。溜め込んでいた劣情の証を、一気に注ぎ込む。胎内で逆流し、垂れるほどに。
「…………」
 そのときも星彩は、糸が切れた人形のように一言も発しなかった。絶望が彼女を黒く染め抜いていた。
 息を荒くしながら、司馬懿は星彩の中から分身を抜いた。交わった少女を床に打ち捨て、手早く身なりを整える。
「私としたことが、劣情に身を任せてしまうとは……まあいい、貴様にはまだ利用価値がある……フハハハハ!」
 肩でわずかに呼吸する星彩を冷たく見下ろしながら、司馬懿は哄笑した。彼がこの少女をいかに使ったのか、それは歴史に残されていない。

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関平×星彩
遠呂智の淫謀 星彩編

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Written by◆17P/B1Dqzo