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遠呂智の淫謀 甄姫編

 浅井長政の取り込みには失敗したものの、曹丕のもとにはすぐに心強い味方が駆けつけた。
妻・甄姫が、涼州より手勢を率いて。
 ほどなく曹魏は山崎の地で、遠呂智との一戦に臨んだ。
 しかし、天は曹丕に味方しなかった。天王山を奪えなかった魏軍は、司馬懿・董卓・
そして遠呂智率いる大軍に包囲されてしまう。
 援軍は望めない。強行突破すれば、確実に大きな損害が出る。絶体絶命の状況を見かね、
甄姫は申し出た。
 自分が遠呂智の下に赴くことを。

 広々とした天幕の中には二人の男と一人の女だけがいた。
「大した自信だな。遠呂智軍からすれば、ほぼ勝てる状況だ。女一人に囲みを解くだと……
そんな馬鹿げた取引に応じると思っているのか」
 ことさら冷ややかな視線と声色を作って、三成が反対する。先ほどから、せわしなく
歩き回っていた。
「女の勘ですわ」
 甄姫の真っ赤な唇が、静かに言葉を紡ぎ出した。
 相変わらず、ところどころが透けるように薄い装束をまとっている。絞り込まれた腹部は
大胆に露出し、脚部には深い切れ込みが走って、真っ白な太腿がチラリチラリと覗く。
ただ立っているだけでも、そこには艶があった。
「ここに来てなぜか、遠呂智は戦での勝利よりも女を欲しているよう。各地で名の知られた
女たちが姿を消していること、嫌でも耳に入っております」
 彼女は自負していた。自分にもその価値はあると。
「だとしても、俺ならもっとましな解決策を……くっ」
 言葉が途切れる。ここ数日必死に頭脳を回転させても思いつかなかったことは、三成が
一番よく分かっていた。

「我が君」「曹丕」
 甄姫と三成の目が、総大将に同時に向けられた。曹丕は目を閉じ、腕を組んだ。
長い沈黙が天幕を支配した。
「――使者を出す」
 天幕の時が動き出す。
「曹丕! 貴様、それが覇道とでもいうのかっ」
 三成が目を剥き、今にも曹丕につかみかからんと詰め寄った。
「おやめなさい。我が君がお決めになったことですわよ」
 甄姫が冷ややかに言い放った。まるで他人事のように。
 いずれの世でも人質外交は盛んに行われている。三成にも理屈が分からぬはずはない。
しかし、今の遠呂智はたとえ曹魏を敵に回しても、甄姫に平然と危害を加えるであろう。
三成の勘が警鐘を鳴らしていた。
 その後も三成は曹丕に食い下がったが、結局、使者は出発してしまった。
 そして数日後。遠呂智は要求を呑んだ。魔王は女一人のために、曹魏撃滅の絶好機を手放した。

「遠呂智に理は見えないのか。貴様らも貴様らだ、あやつにどう扱われても知らんぞ」
 何度も首を振って、三成は天幕を出ていった。
 それを見届けると、甄姫は夫の胸に飛び込んだ。目を合わせた次の瞬間には、二人の唇は
深く重なり合っていた。この二人のどこにと思うような情熱が、唇の間で絡み合う。たっぷり
唾液を交換してから、潤んだ目で甄姫は夫を見上げた。
「この身体、遠呂智にどう弄ばれようと、心は……」
「当然だ。迎えに行く。お前が手足を斬られ、耳鼻を削がれようとな」
 淡々とした口調で、曹丕は返した。壊れそうなほど、強く抱きしめながら。
 翌日。あくまでも優雅に、甄姫は一人遠呂智の下へと赴いた。その背が見えなくなるまで
見送ってから、曹丕は馬首をめぐらせた。
「甄が切り開いた道だ。ありがたく通らせてもらうぞ。全軍続け!」
 彼の唇に血が滲んでいることを、三成さえ気づかなかった。

 女には女の武器と戦場がある。
(聞けば、あのいけ好かない濃とかいう女は、自分を犠牲にして夫を奮起させたそうね。
私にできないはずがない、いえ、もっと巧妙にしてみせる)
 送られた古志城で、甄姫の優雅にして陰険な戦いが始まった。
 まずあれこれ注文をつけて、寝所を改装させた。将兵を色香でたらし込んで
「体調が悪いから満足に相手できない」
などと嘘の報告もさせた。そうやって甄姫はできる限り、時間を稼ぐ。
 さすがの遠呂智も、数日にして待ちきれなくなってきた。曹魏の命運とと引き換えに
してまで手に入れた女である。最高の状態で犯すために彼女の好きにさせてきたが、
それにも限度があった。
 骨抜きにされていた将兵の首を刎ねると、遠呂智は自ら甄姫の寝所に踏み込んだ。

「言い訳は聞かぬ。今日こそ、我が力となってもらおう」
 雲つくばかりの魔王に眼前で仁王立ちされても、甄姫は艶然たる笑みを絶やさない。
「私を、そこまで所望されるとは光栄の至り。されど、身体を重ねるだけでは味気なく
存じますわ」
 いつの間に差し入れられていたのか、甄姫は寝台の脇から葡萄酒の瓶と一対の杯を取り出した。
血のように赤い液体が、瑠璃の杯に注がれていく。
「さ、まずは一献」
「フ……」
 遠呂智は深く味わうこともなく、杯を取り上げるとあっという間に干した。味には興味が
ないのだろう。
「では始めようか……フオオオッ」
 いきなり、遠呂智が唸り、丹田に力をこめる。直後、黒光りする股間の装甲が弾け飛んだ。
中から這い出してきたのは、一匹の大蛇だった。目も鱗もない。普通、蛇の体表は
乾いているはずだが、それは粘液に覆われていた。
(いきなりですの? 魔王と聞きましたが、とんだ無作法者ですわね)
 遠呂智は常に不気味な鎧をまとっている。女を抱く時でさえ脱ぐことはなく、例によって
股間から大蛇だけを出す。
 そんな目的への一直線ぶりは、甄姫を大いに軽蔑させた。確かに股間で蠢く大蛇には驚くが、
努力すれば奇形の男根だと思えなくもない。
「まあ、これはご立派な。少々のことではビクともしないようですわね」
 顔を寄せ、見え透いた世辞を述べる。すると遠呂智としたことが、歯も浮くような甘い言葉に
乗せられてしまった。
「試してみるか? 貴様の身体で」
 酒が効いたわけでもない。甄姫の言葉には、笛の音にも勝る妖しい力が込められているらしい。
 貴婦人の顔がパッと輝く。
「まことですか! では、それを地面に垂らしていただきたく」

 意外なほど素直に、遠呂智は従う。絨毯の上に、股間から伸びてきた大蛇が這いつくばった。
 甄姫の口元に、これ以上はない残忍な笑みが浮かんだ。膝を曲げ、足を少し上げる。
「行きますわよ。ほらあぁ!」
 甄姫は脚を伸ばし、思う存分大蛇を踏みつけた。細く硬い靴の踵が、ヌメヌメした蛇の
体に突き刺さる。穴が開くのではないかと思うほどの勢いだった。
「ほらほら! いかがかしら、靴のお味は。痛かったら、そうおっしゃってもよろしくてよ」
 遠呂智とあろう者が音を上げるはずもない。分かっていて、甄姫は問いかけた。
 さらに大蛇を、靴底全体でグリグリ踏みにじる。即興にしては、甄姫の責めはあまりにも
堂に入りすぎていた。一体いつ、誰を相手に会得したというのか。
「ぐ、ぬう」
 遠呂智が、かすかにうめいた。痛みなどないに等しいが、この女のやっていることが理解できない。
蛇を踏みつけて罵倒して、何が楽しいのか。その疑念から魔王は唸っていた。
「はあ、はあ。意外に頑丈ですのね」
 長い責めにようやく倦んで、甄姫は足を大蛇からどけた。軽い疲労と興奮で、息が荒い。
乱れた髪が一筋、頬にかかっている。それがまた、彼女の表情に色香を加えていた。
 それにしても、遠呂智の陽物の頑丈さは予想以上だった。硬いというより、弾力と粘液で
衝撃を受け流しているように思える。

(こんな人外のモノが、私の中に入ったら……)
 一瞬気が散り、甄姫に隙が生まれた。見逃す遠呂智ではない。
「きゃっ! 強引なこと」
 肩をつかまれ、甄姫が寝台に押し倒される。鎧を着込んだ大男にのしかかられて、
細い腕ではねのけられるだろうか。
「そろそろ貴様の価値、確かめるとしよう」
 遠呂智の口から、長い舌がだらりと伸びた。先が二股に割れた蛇そのものの器官は、舐めた
相手の生命力を測ることができる。
(理由は何であれ、私の肌を舐めようとしているのですね。寒気がしてきますわ。でも、
これは好都合)
 またしても、甄姫は魔王をたばかろうとした。
「足の指から調べていただいた方が、私の価値、とやらを良くお確かめになれるかと」
 それを聞き、遠呂智は甄姫の靴をむしり取った。素足の爪先に舌先を近づけていく。
小さな爪は真紅に塗られている。些細なところにも趣向を凝らすのが、いかにも甄姫らしい。
 足を舐めるなど、人間なら屈辱以外の何者でもない。しかし、遠呂智はそのあたりの
価値観が違う。
何の疑問も持たず、遠呂智は甄姫の爪先に舌を這わせた。足指の間まで、ねっとりした
遠呂智の唾液にまみれていく。
 この場に妲己がいれば騙されていることにすぐ気付いたはずだが、あいにく彼女は
反遠呂智軍と江戸城にて交戦している。
(嗚呼……魔王を欺いて、足を舐めさせるなんて。ゾクゾクしてきますわ)
 悪女を演じる悦びに、甄姫は我を忘れていた。

 すると、遠呂智が顔を上げた。舌なめずりしつつ、つぶやく。
「なるほど。いつもよりよく分かったぞ、女の価値が。貴様もやはり、無双の力を持つ
者なのだな」
 七匹の大蛇が一斉に顔を見せた。さすがの甄姫も陵辱器官『ヤマタノオロチ』の全貌は
知らなかった。
「そ、そんな」
 そこで平静を保てなかったのが、濃姫と甄姫の差だった。優劣というよりは個性
なのだが、少なくともこの場では弱点となってしまった。
「ちょっと、私をどうなさるおつもり!」
 冷や汗を浮かべ、狭い寝台の上を甄姫は後ずさる。しかし、八匹の蛇たちの動きがはるかに
速かった。極上の絹で織られた装束や純金製の装身具に噛み付き、引きちぎっていく。
小さな股布も蛇の口にくわえられ、肌を離れてしまった。もはや、身につけているのは
かんざしくらいしかない。
 乳や尻には存分に脂が乗り、豊かな女の曲線を作り出している。対照的に腹部や脚は贅肉の
かけらもないほど絞り込まれている。象牙から削り出したような肉体は、妖艶の極みと言えた。

「い、嫌……あぐうう!?」
 なおも背を向けて、甄姫は逃げようとする。ばたつく脚、交互に動く尻さえ美しい。
その背後から、八匹の蛇が全身に絡みつく。千切れそうになるほどの力で、遠呂智は生贄を
縛り上げた。
「き、きついっ。ほどきなさい、無礼者!」
 静脈が透き通る乳房が、ほとんど球状に根元からくびり出される。ほっそりとした腕や
メリハリの利いた長い脚も、折れそうになるくらい締め付けられていた。
「さあ、晩餐の始まりだ」
 甄姫を縛る蛇たちは、美玉のごとき肌に軽く牙を突き立てた。細い首筋に、パンパンに
張った乳房の静脈に、白桃のごとき尻肉に。そして、敏感な陰唇にまで。
「あう! ふううっ……」
 流し込まれる毒液は、精神を蝕まないまでも、肉体を否応なしに高ぶらせる。数分もたつと、
身体中の神経が耐えがたい疼きを生じ始めた。
「な、何ですの!? う、はおお! み、認めませんわ、これが夜伽などと、あはあっ!」
 甄姫は今さらながら、曹丕との営みがいかに愛情に満ちたものだったか思い知らされていた。

 そして、甄姫の眼前に遠呂智がもう一人、立ちはだかった。
「遠呂智が二人、ですって!?」
 分身は目の錯覚ではない。本体と同じ質量を持つ上に、まったく違う動きをとらせる
ことまでできる。
 甄姫を抱きかかえたまま、背後の遠呂智は寝台に寝転がった。蛇たちが複雑に体勢を変え、
甄姫の身体を腰のところで真っ二つに折り曲げた。彼女の足は自分の頭の上に来る。
前にいる遠呂智からは、甄姫の何もかもが丸見えになる。
 予想に違わず、甄姫の肉果は成熟の極みに達していた。やや暗い色の花びらは盛大に秘裂を
飾っている。陰核も立派で、その存在感は女王の風格というべきものがあった。恥毛は
濃密な逆三角形の茂みを形成しているが、さすがは貴婦人、丁寧に手入れをされている。
陰唇から下は無毛だった。一本一本抜いているらしい。
 激しく拒絶しているのに、既に秘裂からは蜜が滴り、会陰を通って菊門までも濡らしていた。
二つの乳頭も、中から何かを噴き出しそうなほど凝り固まっている。
「準備は整った。貴様のすべてを奪うとしよう。存分に鳴くがいい」
 甄姫の花芯に、目も鱗もない大蛇が迫る。鎌首をもたげ、湯沸かしのような呼吸音をあげたかと
思うと、次の瞬間には頭が勢いよくめり込んでいた。
「あぐ……あ……あひいぃいぃっ!」
 蛇は身をくねらせながら、奥まで突き進んでいく。甄姫の肉襞は決して緩いわけではないが
柔軟かつ潤沢で、あっという間に秘洞を占領されてしまった。子宮口を、硬い鼻先が
つついている。
 爬虫類による陵辱。とりわけ誇り高い甄姫にとっては、それだけでも耐えがたい。それ
でいて、蠢く蛇は人外の快楽を与えてくる。人間の男根が膣内で舌を出し、竿が波打ちながら
前後するなどありえない。
 しかし、これは始まりに過ぎない。

 すぐさま、次の侵入者が女陰の下へ、まさに菊花のごとき排泄孔へと向かった。
剃っているのか産毛も生えておらず、色も淡い。細長い舌が皺の一本一本をくすぐると、
甄姫は乙女のように恥じらった。
「あは、あああ……私、そこはぁ」
「貴様、初めてかここは? 力を抜くがいい、さもなくば裂けるぞ」
 この状況で力を抜けと言われてできるものではない。力んだままの肛門に、蛇は遠慮な
く頭を挿れた。
「うひいい! 裂けてしま――ひぎゃあっ」
 ガクガク痙攣しながら、腸内に異物を受け入れさせられる。前の穴と違って、潤滑油がない。
無惨にも、入り口に血が滲んだ。口から出る声も、喘ぎというより獣の遠吠えに近い。
 直腸を貫いてからは腸壁を破かないよう、蛇は慎重に這っていく。どこまでも続く排泄感と
蛇との一体感は、甄姫を完全に打ちのめした。
 だが、もう一つ『穴』は残っている。苦しげに吐息を漏らす、口紅も鮮やかな唇が。
大蛇が頬を叩いても、口を閉じる気力すら残っていなかった。それを同意と取ると、
3匹目の陵辱者が口内にもぐりこむ。
「んむうう――っ!?」
 窒息しない程度の余裕を残し、喉の奥まで串刺しにする。口唇愛撫は得意な甄姫だったが、
これほど長大なモノを無理やり突っ込まれては、ただくわえるしかなかった。
「ん――っ、ん――っ!」
 これほど圧倒的な暴力を受けたことはなかった。前からは貫かれ、後ろからは縛られ。
二人の遠呂智に挟まれて甄姫は苦悶し、ほどかれた黒髪を振り乱す。
 生贄が口をふさがれたため、これほどの修羅場にもかかわらず、寝室は不気味なほどに
静まり返った。聞こえるのはくぐもったわずかな悲鳴と、蛇の這い回る粘着音のみ。

 遠呂智は口元だけで笑いながら、精気を吸い取っていく。よく見れば、甄姫の下腹部は
淡い光を放っていた。その光が蛇を伝って遠呂智へと吸い込まれていく。それが、魔王に
また新たな力を与える。
「貴様はここでよく戦った。楽にしてやろう、永遠に」
 終わりの時が来た。穴という穴に、白濁液が洪水のごとく注ぎ込まれる。今度こそは
媚薬ではなく、心を破壊する毒だった。甄姫は曹丕のことを考えようとしたが、肉体は
遠呂智を新たな主と認めつつあった。間を置かず、精神もそれに従う。脳裏に浮かぶ
曹丕の顔が、目の前の魔王のそれにすり替わっていく。
(ううあぁ……我が君、とは……誰? ああそうですわ、今ここにおられる、私を支配する
方こそ……我が君……)
 前は子宮内を、後ろは直腸内を毒液で満たしてから、ようやく遠呂智は生贄を解放してやった。
支えを失った下半身が、柔らかな寝台に沈み込む。すでに瞳には光がなく、口からは泡を
吹いていた。
吸収しきれなかった白濁液は、甄姫の体液と一緒に穴から逆流し、敷かれた布を汚している。
いつもの気高さはどこにも見られなかった。
 しかし、それでも曹丕であれば言っただろう。「美しい」と。

「体調はどうだ」
「うふふ……こんなに清々しい気分は初めてですわ。まるで、新しい世界が開けたよう……」
 遠呂智のたくましい腕に自らの白い腕を絡め、幸せそうに甄姫が、いや甄姫だった肉人形が
ささやく。肉人形という立場にふさわしく、何もかも剥き出しで靴だけを履いていた。
「だが新たな世界を作るのはこれから。その肉体、その精気を我のために捧げてもらうぞ」
「承知いたしましたわ、我が君……」
遠呂智の腕に、甄姫は唇を寄せた。鮮やかな口紅の痕がつく。尻を振り、乳を揺らして、
真っ白い裸体が古志城の闇へと消えた。

 こうして甄姫の『戦い』は終わった。だが彼女の犠牲は無駄ではなかった。
 遠呂智が彼女に釘付けになっている間に、曹丕は軍を立て直した。さらに父・曹操も生きており、
合流を果たした。
 江戸城で妲己を捕らえた趙雲らは劉備の居場所……つまり古志城の場所を白状させるに至る。
この情報は、瞬く間に各地の反遠呂智勢力に伝えられた。
 呉軍は孫堅・孫権親子を救出。孫家は再び絆を取り戻した。
 そして信長・信玄・謙信もついに五丈原で一同に会した。
 世界のほぼすべてを支配していた遠呂智は、今や人類のほとんどを敵に回すことになった。
決戦の時は、近い。

甄姫編 完

この物語のヒロインたちは、以下の作品にも出ています
曹仁×甄姫
濃姫×甄姫

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Written by◆17P/B1Dqzo