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孟獲×祝融

「ぐ……アタシとしたことが……こんな奴に」
 誇り高き炎の女神、祝融。その彼女が今、地べたに這いつくばらされていた。褐色の豊乳が、否応なしにひしゃげている。
「まあ、頑張ったほうなんじゃない? あっはっは〜」
 彼女を傲然と見下ろし、これまた露出過多な一人の女が憎たらしく冷笑している。仙界からの招かれざる客――妲己であることなど、彼女は知る由もない。
 蜀を滅ぼした遠呂智軍は、遠く南中の地にまで攻め入っていた。奴らと遭遇したそのとき、祝融は所用で運悪く一人だった。もちろん抵抗はした。だが妲己の操る球体に、さすがの彼女も翻弄されてしまった。最後にはみぞおちに球がめり込み、気を失い、ご覧の有様である。
 服と呼ぶにはえらく面積の小さい布地越しに、ゴワゴワした荒縄が食い込む。乳房を容赦なくくびり出し、股間には縦一直線に縄が走る。いわゆる亀甲縛りだった。加えて手首足首も縛られている。何でそんなに凝った縛り方なのか。妲己の趣味に決まっている。

「もう少しの辛抱よ。だって旦那さんが降伏に来てくれるから♪」
 祝融を人質に、服従を迫る。いかにも妲己の考えそうなことだった。だがそれを聞いて、祝融は唾を吐き捨てた。
「そう思うかい……アンタは、うちの人のことをよく知らないみたいだね!」
 その言葉が、まるで合図だったかのように。
 二人の背後の密林がザワザワと大きく揺れた。木々が次々となぎ倒されていく。その奥から、怪物が現れた――と妲己には思えた。
「な、何よあれ!」
 妲己の時代にも象はいたはずだが、見るのは初めてだった。さらにはその上に誰かが乗っている。あの巨体で気配を消していたのは、人の手によって調教されていたからに他ならない。遠呂智軍はたちまち大混乱に陥る。
「母ちゃーん、遅くなってすまねえーっ!」
 乗り手が象の背中から飛び降りた。それだけで地響きが走る。広く分厚い大胸筋、腹部が絞り込まれた逆三角形の上半身。手足は丸太のようだ。妻の危機に自ら駆け付ける、それが孟獲の大王たる所以である。
「きゃあっ!」
 妲己も立っていられず、尻餅をつく。
「大丈夫か……ああもう、めんどくせえなあ!」
 孟獲は祝融に駆け寄り、亀甲縛りをほどくというより豪快に引きちぎった。
「やっぱりアンタは、アタシが見込んだとおりの人だよ!」
 祝融が孟獲に飛びつき、頬に熱烈に口づけた。孟獲は髪をくしゃくしゃとかく。そして祝融を肩の上に担ぎあげ、再び象に飛び乗った。遠呂智軍の真ん中を突っ切る。
「おらおらぁ! 邪魔すっと、踏みつぶしちまうぞ!」
「きいぃー! あんたたち、人前で恥ずかしくないの!?」
 夫婦愛を見せつけられ、妲己は地団駄踏んで呆れるやら悔しがるやら。それをしり目に、二人は意気揚々と引き揚げた。

 その夜。
「アンタ……」
「母ちゃん」
 焚き火を前にして、当然のように二人は互いを激しく求める。先ほどのでも飽き足らないような、長い口づけをふたたび交わす。
 祝融は孟獲の目の前で、ほとんど下着のような服を脱ぎ捨てていく。たちまち、自然のままの姿になった。女性にしては、かなり背が高い。文様の浮かぶ胸や尻には、見事なまでに脂が乗っている。南国の、真夏の果実を思わせる。草むらは濃い目だが、服が服なので手入れは怠りない。
「ああもう、縄の痕が残っちまったじゃないのさ」
 祝融がぶつくさ文句を言っている。小麦色の肌には、緊縛の痕がくっきりとついていた。
(おおぉ、何かすげえ色っぽいな)
 怒られるので口には出さないが、孟獲は、縄化粧をさせられていた妻に胸をどぎまぎさせていた。皮肉にも、妲己の趣味が二人を更に燃え上がらせることになろうとは。

「痛くないか、母ちゃん」
「あぁ、んぁ……大丈夫、それくらいがいいよぉ」
 くびり出されるように痕のついた祝融の爆乳を、孟獲は大きな手のひらで左右同時に揉みしだく。孟獲の掌を押し返せる大きさと弾力の持ち主は、祝融くらいのものだろう。彼女もまた、夫の力強さに酔いしれている。屹立しきった乳頭が、雄弁に物語っていた。
 ひとしきり揉みほぐすと、夫妻は攻守を変えた。
「うふふ……今夜も立派だよ……ああ……」
 まさに大王と呼ぶにふさわしい逸物に、祝融は息を荒くして頬ずりする。ややぽってりした唇で咥え、喉の奥までズルズルと飲み込んでいく。しかしただの口唇愛撫ではない。同時に乳房に手を添えて、その双球で幹を左右から挟み込む。
「んぷっ、んはあ……どうだい、アンタぁ」
 とてつもなく弾力に富んだ物体が、竿を包みこんで上下に往復する。しかも見せつけるように、祝融は先端を激しく舐めまわす。孟獲は眉間に皺をよせ、こみあげる射精衝動をどうにかこらえる。並の男なら数往復で降参の印を噴き出していることだろう。
「おおっ、すげえ気持ちいいぜ。こんなことができるのは、世界に母ちゃんしかいねえよ」
 お世辞ではない。孟獲は心の底からそう信じていた。

 逸物を挟み込んだ谷間が、先走りでテラテラに塗りこめられるにいたって、祝融は夫のソレからようやく胸と口を離した。今度は孟獲が、祝融を四つん這いにさせる。だが性急に挿入はしない。眼前に突き出された尻肉の狭間、濡れ始めた秘花に口をつける。
「あううんっ」
 貪欲な舐め方に、祝融も乳房を地面にこすりつけ、尻を左右に振って反応する。蜜は後から後から溢れて、孟獲の顔をベトベトに汚す。それでも飲みきれない分が床に滴った。
 祝融の脚がガクガクと震えるまで舐めしゃぶれば、あとは己の分身を用立てるのみ。天を向いてそそり立つ大王の『大王』を、妻の中心に押し当てた。祝融がわずかに後ろを向く。その瞳はとっくに、欲情に染まりきっていた。
「行くぜ、母ちゃんっ! ほらよっ!」
 愛しい妻の奥深くへと、孟獲が逸物を突き込む。
「はううっ……来てる、たくましいのがズンズン入ってくるよ……」
 たちまち奥まで達すると、すぐに抜ける直前まで引き戻す。そしてまた、突き入れる。
「あうう――っ!? あ、アンタ激しいよぉ」
 いつも激しいのだが、今夜は特に、妻は自分のものだと確認したいかのような突き込みだった。背中の縄目の痕を見ていれば、そんな気持ちになって当然だろう。
「だってよぉ。あのままだったら、あの女に何されてたかと思うとよぉ」
 孟獲の心配は当たっていた。遠呂智と妲己は、すでに多くの女たちを犯し、人格を消し去り、性玩具にしている。縛られるだけで済んでよかったというものだ。
「ふん、ふんっっ!」
 孟獲は祝融の胸を鷲づかみにして、上体を持ち上げた。自分はその下に胡坐をかく。いきおい、祝融は夫の膝の上で強烈な突き上げを食らう。プルンプルンと乳を弾ませながら、祝融は後ろで励む夫に大声で呼びかける。
「あん、はおおああ――っ……素敵、アンタ素敵だよぉ……!」
 繰り出されるパワーは強烈で、妻たる祝融でなければとても受け入れられるものではない。祝融の膣内もまた貪欲に男根を舐めつくす。
 尻を打つ音や、結合部からの粘っこい音が、二人の興奮を極限まで高めていく。
「アンタ、イク、イッちまいそうだよぉ!!」
「ああっ! ワシももう、我慢できねえ! うおおおっ!」
 とどめとばかりに、孟獲は立ち上がる。立ったまま、長身の祝融を、まるで子供に放尿させるような恰好で両腕の力だけで抱え、なおも突き上げる。彼の力強さは、文明が失った原初の力そのものだった。
「アタシ、もうダメ、はふう、ひ、ひいい――っ!」
 露骨な声を上げながら、祝融は絶頂を迎える。孟獲も咆哮し、精をぶちまけた。最深部に噴き出した子種汁は、祝融の中に収まりきる量ではない。逆流し、膣口からあふれ、地面にボトボトと滴り落ちる。
「んむ……あ……熱い……」
 祝融は振り向き、夫と舌を絡めあいながら、まだ萎えない逸物を名残惜しそうに締め付けていた。

 激しい営みのおかげで、孟獲はあっという間に眠りに落ちた。豪快にいびきをかいているが、祝融にはもう慣れっこだった。祝融も今日はいろいろありすぎて、たちまち睡魔が襲ってくる。しかし、夫の頼もしさを再確認できただけでも、今日は充実した一日だった。
「アンタが旦那で、本当によかったよ。こっちのほうでもさ」
 広い胸板を極上の枕にして、祝融もまた安らかな眠りに就いた。

 この後も南中は夫婦の力で独立を保ち続け、やがて趙雲らに協力し、打倒遠呂智の大きな力となっていくのだった。

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この物語のヒロインたちは、以下の作品にも出ています
陸遜×祝融  真田幸村×祝融  遠呂智の淫謀 祝融編

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Written by◆17P/B1Dqzo